理美容ハサミのハヤシ・シザース

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アドバイス

毎日のお手入れ

  • 1日の終わりに、セーム皮や専用布などで、シザーから毛水分を綺麗に拭き取って下さい。
  • シザーの動きが悪くなってきた時は、触点部分にシザー用オイルを1、2滴垂らし軽く開閉を繰り返して、毛くずや汚れを取り除いて下さい。
  • パーマ液や薬剤が付いたシザーは、軽くお湯で洗い、水分を十分に拭き取った後、シザーオイルを塗布して下さい。そのまま放置しておくと、腐食の原因となります。
  • シザーのネジを適切な硬さに調整することで、刃が強く当たりすぎたり、毛が折れたりするのを防ぎます。ゆっくり閉じて指穴とヒットポイントの間が1cm程度になるよう調整するのがベストです。
お手入れの様子

HAYASHI COAT
オリジナル潤滑スプレー

化学的に安定したフッ素樹脂潤滑を速乾性に優れたフッ素系溶剤中に分散し、エゾール化したものです。
塗布後は、極薄潤滑膜を形成し、乾燥潤滑剤として長期の潤滑が可能となり、オイル臭もありません。
また、潤滑面に汚れ、髪の毛、異物等の付着が少なく作業性に優れています。

80ml 3,000円(税込価格3,300円)

ハサミの状態チェック

プロが使う道具(ハサミ)は常にベストな状態であって当たり前。ベストな状態を保っていてこそ、大切なお客様の髪を傷めずにカットすることが出来るのです。
そこでまずあなたのシザーの状態をチェックしてみてください。
チェック項目は5つ、全てにYESと答えられればあなたのハサミは大丈夫です。

  1. かわいたティッシュがきれいに切れますか?
  2. 髪を切った後、刃面に白い粉が付着していませんか?
  3. ハサミに付着した汚れは拭けば取れますか?
  4. スムーズに開いたり閉じたりできますか?
  5. 光に透かすと刃がギザギザになっていませんか?

チェックした項目の意味

1番目と2番目の項目は切れ味をチェックする項目。該当する場合、かなり切れ味が落ちています。
2番目はセニングで特に良くある症状です。よく切れていないため、毛髪の断面がざらついて粉末が発生しているという事です。しっかりチェックしてみてください。
3番目の項目はハサミの状態のチェックです。汚れはサビのもと、サビたハサミでカットされるのはお客様も気分が良くありません。汚れが落ちないということはサビの一歩手前かも。
4番目の項目は刃こぼれとひずみをチェックする項目です。ひずみが出ていたり、刃こぼれがあったりするとスムーズに開閉が出来なくなっています。
5番目の項目は刃こぼれの状態をチェックする項目です。光にすかしてみると刃こぼれの状態が良く見えます。