地元の和歌山県立和歌山工業高等学校の先生から「工場の見学をさせていただけませんか?」と、お電話をいただきました。
若い人たちに何かしてあげることのダイスキな林社長は二つ返事でOK。が、後で人数を聞いてビックリして頭をかかえてました。
どうしよう・・・と悩んだ結果、大人数はとても入れないので4つのグループに分けて2日間に分かれての見学会となりました。
見学に来た学生さん達を見て、女性の数が多いことにちょっと驚きましたが、学生の皆さんはとてもお行儀が良くて感心することが多かったです。
学生さんたちは磨きの実体験をしてみて、ハサミ作りの技術の一端にふれていました。 引率の先生方もとても丁寧な対応で社長をはじめ、工場長も学生さん達に一生懸命説明をしていたのが印象的でした。
2010年5月18日。ハヤシ・シザースの林社長が地元和歌山の工業高校の先生達の教育研修で講演をすることになりました!
これはびっくりの展開です。
今まで、工業高校の学生達の工場見学などは行ってきましたが、あくまで学生達に対しての説明が主でした。
それがなんと今回は工業高校の先生達の研修で、講演会をするのです。
講師の依頼を受けてから社長はうんうんうなりながら何をしゃべるのか考えていました。なにしろ今まで大勢のまえでしゃべった経験などまったくないのですからしょうがない。
散々悩んだ末に決まったテーマが「人は、変われる」という林社長の半生と、どうしてハサミ職人になったのかという話をつないだテーマでした。
当日は、株式会社Seiraの社長をアシスタントに同伴し、トークショー形式で行われた講演会は盛況のうちに終わり、社長の初めての講演は無事終了しました。
終了後、校長室で、「今度は学生達のために!」と校長先生からリクエストがあったことは今はまだ内緒です。