映画やテレビドラマの小道具など、シザーの美術協力を行っています。
お気軽にお問い合わせください。
映画「嫌われ松子の一生(原作:山田宗樹氏)」にハヤシ・シザースはシザーを提供させていただきました。提供させていただいたシザーは左利き用の7インチシザーが一本と右利き用の5.5インチシザーが一本。7インチの左利き用シザーは、さえない理容師、島津賢治役の荒川良々(あらかわよしよし)さんが理容室でお客様の髪をカットしているシーンでお使いいただいています。
もう一本の5.5インチシザーは主演の中谷美紀さん(川尻松子役)がお使いになりました。刑務所で美容師になるための訓練のシーンや美容室でお客様の髪をカットするシーン、ラスト直前の亡くなった自分の妹の髪を空想の中でカットするシーンなどで何度も登場します。
ラスト直前のシーンではスクリーンいっぱいにシザーがアップになり、ロゴマークまでが・・・・・自分達の造ったシザーがスクリーンいっぱいに写った瞬間はちょっと鳥肌が立ちました。
肝心の映画の内容ですが・・・・
中島ワールド炸裂の最近の日本映画にはない骨太なエンターテイメントです。
笑いあり涙あり音楽あり歌あり、テーマパークのジェットコースターのような勢いでストーリーは進んでいきます。色彩豊かに描き出された人々への愛に満ちた映画。松子が本当に不幸だったのか、それとも幸福だったのか・・・決められるのは映画を見た人たちだけなのでしょうね。
すごく面白い映画です。女性には特にオススメですよ。みなさんもぜひ一度ご覧になってください。
2008年4月10日スタートのフジテレビ木曜10時ドラマ「ラスト・フレンズ」
そのドラマの中で主演の美容師アシスタント役、長澤まさみを始め、美容室のスタッフ役のみなさんが使用しているシザーをハヤシ・シザースが提供させていただきました。その数全部で17丁、様々な種類のシザーを提供させていただいています。
放送開始が2008年4月10日、撮影が3月とのことでしたので、3月初旬に送らせていただきました。送ったシザーは特別なものではなく、通常に販売しているものです。お客様と同じシザーを長澤まさみさんを始め、美容室のスタッフ役の皆さんがドラマの中で使用しています。シザーの出番はあまりありませんが、 注意して見ると、いつものシザーが映っているかも?
さて、気になるストーリーは!
現在、社会問題化しているDV(ドメスティックバイオレンス)やセックスレスなど、現代人が抱えるさまざまな問題を真正面からとらえ、恋に臆病だった若者たちが自分らしく前向きに生きていく姿をリアルに描いた青春ヒューマンストーリー。死にたいぐらいに深い悩みを抱えた彼らが、ぬくもりを求めシェアハウスに住むことによって友情や人と人との関わりの大切さを学んでゆく。脚本は、『ラブジェネレーション』、『神様、もう少しだけ』、『大奥』といった数々の人気ドラマを手がけ、2006年NHK連続テレビ小説『純情きらり』が記憶に新しい浅野妙子さんが手がけています。
もちろんこのドラマは社長をはじめ、スタッフが毎週かかさずチェック!美容室のシーンではいつハサミが写るのかとドキドキしながら見ていました。
2005年4月16日~2005年6月18日の毎週土曜 午後9時に日本テレビ系で放映されたドラマ「瑠璃の島」
そのドラマの中で主演の竹野内 豊さんが使用したシザーをハヤシ・シザースが提供させていただきました。放送中はハヤシ・シザース スタッフ一同、毎週欠かさずチェックしてました ^^;
ここで、ちょっと裏話・・・
最初にお話を頂いたのは、2005年2月の中旬。放送開始が2005年4月16日、撮影が3月すぐとのことでしたので、いろいろと打ち合わせをしていくと、時間がかなりタイトに・・・。
当初、シザーケースとシザー1セット(写真のもの)を 提供しましたが、すぐに竹野内さんの練習用にと、もう1セットを追加で提供。役名、川島達也(Tatsuya Kawashima)の名彫りも必要との事で、撮影タイムリミットの3月に間に合わせる必要があり、 2月末のギリギリに最後の1丁をお渡しすることができました!
シザーも特別なものではなく、通常に販売しているものですので、 お客様と同じシザーを竹野内さんがドラマの中で使用しています。
シザーの出番はあまりありませんが、 注意して見ると、いつものシザーが映っているかも?
関西デザイン・ポテンシャルマップは、関西が東京に次ぐデザインの集積地でありながらこれまで海外への情報発信力が極めて弱く、企業の競争力の観点から大きな制約になっていたことから、経済産業省 近畿経済産業局では関西発の感性価値製品群の中から国内のみならず海外でも通商するデザイン性の高い製品を選定し、その製品が持つモノ語り性や創出の方法論等まで組み込んだ「関西デザイン撰」として取りまとめ、国内外への情報発信媒体として発行されました。
この「関西デザイン・ポテンシャルマップ2010」にハヤシ・シザースの誇るフラッグシップモデルであるカットシザー「HYS-MAX67」が掲載されています。
ハイス鋼により世界初の高硬度焼入れ(HRC67)で製造した理美容鋏。ハンドルも手作業で面を削りだし磨いている。
2010年1月19日の毎日新聞-和歌山版にハヤシ・シザースが掲載されました。
Wakayama Economy:美容ハサミ「ハヤシ・シザース」和歌山市
『要望に応え信頼をつかむ』
美容ハサミの製造と直売を手掛ける。力の入れ具合やカッティング方法によってハサミを使い分ける美容師の多様な要望に応えて信頼をつかみ、今では国内外のサロン(美容室)などから年間2000丁以上の注文が入る。
ハサミは使うたびに2枚の刃が互いの刃を傷め合い、少しずつ摩耗してしまう。切れ味がシャープで耐久摩耗性に優れた刃を作ろうと、高速ドリルの先端部などに使われる高硬度金属、超微粒子粉末鋼(ハイス)を素材にしたハサミの商品化に、業界で初めて成功した。「どこにもないものを作りたかった。『高品質』がうちの武器です」と胸を張るのは林伸昭社長(49)。一丁5万~6万円台が主流で、さらに価格を下げるメーカーが増える中、品質を高めた15万円を超える商品で勝負を挑む。
20代は職人として修業に励み、31歳で独立。4年後には関東に進出、07年には中国・上海に営業所をオープンさせ、ロンドンの有名サロンとも取引するまでに販売規模を広げた。着実な成長のこつを、林社長は「顧客の声を拾うこと」ときっぱり。「目の前の美容師1人の信頼を得ることからすべてが始まった」と振り返る。
独立当時、ハサミは問屋を通じた売買しかなく、直売するメーカーはなかった。和歌山市内の美容室を一軒一軒回ったが、「ハサミを見てくれませんか」と言い出せず、刃を研ぐだけの日が続いた。だが刃のつけ替えなどの修理を請け負ううちに、個性を競う美容師たちがハサミにも個性を求めていることを知った。
切れ味、バランスの取れたグリップ感、使い心地、研ぎなどのメンテナンス──。品質の確かさもあり、瞬く間に県内に販路をつかみ、県外からオーダーメードの注文が入るのに1年もかからなかった。
10代のころの交通事故で今も左足が曲がらず、障害者手帳を持っている。「座ってでもできる仕事」と父に紹介され、気が乗らないまま始めた職人仕事だったが、年商9000万円を売り上げるまでになった。林社長は「やるならとことんやろうと思って突っ走ってきた。事故に遭って仕事もなかった自分の人生を切り開いてくれたのはハサミ。これからも1人1人に合うハサミを作っていきたい」と話している。
美容のプロのためのヘア&ビューティトレンド専門誌「Men's PREPPY」に掲載されました。「愛用シザー&レザーの使い勝手」特集で、イチ押しセニングシザーに選んで頂きました。
ハヤシ・シザース、究極のシザー。七條慶紀氏とのコラボレーションで完成させたコンセプトシザーSHARKが、美容専門誌「しんびよう」に掲載されました。
全日本美容講師会ではトップスター的存在のヘアメーク・アーティスト。
美容業界での大手メーカーであるREDKEN(全世界を網羅)が承認するN.P.A R.P.Aメンバーは、アメリカ、イギリス、ドイツをはじめ、世界50カ国で約700名が活躍しておりますが、2001年度現在、日本のR.P.Aメンバーは35名。 七條慶紀はその頂点にあり、リーダーとしての活躍はめざましいものがあります。
日本から世界へ、世界から日本へ、今後の七條慶紀 GOD HAND SHICHIJOにご期待ください。
「世界一硬いハサミを作ってるって本当ですか?」というある日の電話からそれはやってきました。
現在ハヤシ・シザースでは既存のHRC64クラスのHYS(ハイス)シリーズを超える、HRC67という高硬度の超微粒子粉末鋼を使ったハサミを試作中・・・というか完成してます(この時点で発売はまだまだ先でした)。
HRC67という高硬度金属は加工が非常に難しく、コストが掛かります。 しかし素材として素晴らしく、美容用のハサミとしては現在世界一の硬度なのです。それをどこから聞きつけたのか・・・社長がしょっちゅういろんな人に自慢してますけど・・NHKから電話が入りました。
「世界一硬いハサミを取材させてください」ということで、10月のとある日に取材チームがやってきました。社長はちょっと緊張気味でしたが、取材担当が若い女性ということもあってすぐにニコニコ・・・ハサミについての色々な話をしておりました。
さて、肝心のテレビ放送は・・・すでに終了してしまいました。もっと早くお知らせしたかったのですが、遅れてすみません。
WBS和歌山放送「もっと、つれわか!」というラジオ番組に林社長がゲストで出演。ハヤシ・シザースの誕生から現在に至るまでの話や、超微粒子粉末鋼材のシザーについていろいろな話をしていました。(2008/7/28放送)
中国にある美容学校に特別講師として招かれたハヤシ・シザース社長が取材を受けその内容が記事として掲載されました。
11月初旬、「スールー」日本スタイル・ヘアアート研修センターへ特別なお客様がお見えになりました。そのお客様とは、ハヤシ・シザースの代表取締役林伸昭様です。彼の来訪は、生徒達に日本で名高いハヤシ・シザースのハサミについて理解を深める機会を与えました。
林伸昭様は、まずハヤシ・シザースの歴史や特徴を説明、日本の著名的な美容ハサミのブランドであるハヤシ・シザースは、創業以来ロット生産の方式を採用せず、職人がハサミを一本ずつ芸術品のように、丹精をこめて作ってきたことを説明しました。現在の社会的潮流に逆らうように見られるこの製造方法は、高精度のハサミを作る手法として日本の市場によって認知されています。
林様は、ハサミを生徒達一人ずつに廻して、触れる機会を与えてくださいました。その後の講義においては、松浦先生が実際にハヤシ・シザースの美容ハサミを使用して、日本式ロングスタイルを実演してみせました。松浦先生の完璧な演出は、まさに「美容師が完璧な仕事をするためにはきちんとした道具が必要である」という言葉どおりのものでした。
その日の授業が終った後、生徒達は松浦先生を囲んで、ハヤシ・シザースの美容ハサミのことをいろいろと伺いました。松浦先生の道具バッグには必ずハヤシ・シザースの美容ハサミが入っており、日常、よく使用されていると言うことでした。先生によると、日本の美容業界でハヤシ・シザースといえば、知らない人は殆どいないくらいと言える。特に、その「オーダー・シザース」は日本の1000社にも及ぶヘアサロンに愛用され信用されているということでした。
今度のイベントを通じて、当校は、生徒達が世界一流のプロ向けのブランドを知りたい気持ちを十分キャッチ。「スールー」は「美作り達人の夢」を適わせ、より多くの海外の高級製品を中国のヘアデザイナーへ紹介していく必要性があることを感じました。