ヨーロッパ・アールデコ期の直線と曲線が生み出す'20年代の美をイメージして製作。アンティークスに続いてアート的感覚を取り入れ、アンティークス仕様の第二弾として生まれました。
ヨーロッパ・アールデコ期の専門書・美術史・美術工芸品を研究観察し、ハサミにどう表現するかを考えた末、現在の形に。初めて見る人は「こんなハサミ使えますか?」と特殊な形状に驚きますが、使用してみると意外に使いやすいとの声があり、現在も高い人気を持つシザーです。
C-Art-6
焼入れが不要な特殊鋼「純コバルト」は、硬度こそHRC47と少し低いが、ステンレスやコバルト合金に比べて耐摩耗性・耐腐食性に優れている。非磁性(磁気を帯びない)で金属の摩耗粉が付着せず、刃先を傷めにくい。しかし、加工が困難を極めるため、他メーカーでも取扱いが少ない。
ハヤシ・シザースでは、刃と柄を別合金にする事で多彩な接合を可能にしている。
また、こだわっているのは手作業での裏スキ。ハサミ造りで最も難しいとされる特殊な技術で、国内でも数人しか出来ないと言われている。
弊社は、業界では珍しい純コバルト鋼の自社オリジナル金型5~7インチを保有している。